今年も話題の 佐治武士 作 釼型ナタ七寸 90年の作品1点もの ハンティングナイフ、狩猟刀

刃物の街、福井県武生のナイフメーカーである佐治氏はナタや包丁などの打ち刃物全般を手がける登録伝統工芸士です。この大きなナタは90年に大阪の堺で当時開かれていたオールニッポン・ナイフショウに佐治さんがカスタムナイフメーカーとして出品されていた作品の中から当時の弊社社長が直接に買い受けた物です。十分に見極めた上で自身が所有または実用しようと決めた１点だったのでしょう、ハンドルエンドには自身のイニシャルと日付「SW '93 FEB」が記されています。

この大型の釼(ケン)型ナタは枝などを払う野原での作業だけでなく、猪の猟などにも使用できることを見越して手に入れたものだと思われます。全長385、刃長215、刃元厚は6.3mmもある大型の長尺ナタの破壊力は強力で、さらに和鋼を打って作られた鉄肌の表情は凄みがあります。ヒッティングによる大きな衝撃力に対応する少し「へ」の字に構えたつくりはランドール12番の11インチ越えのボウイ・ナイフを彷彿させますね。柄は樫の木でしょう、ヒルトには厚みのある真鍮を使用しており、重さは単体で415、鞘共で562gあります。木製の鞘にはレザー風の化粧巻きがされており、出しやすく収めやすい伝統的なデザインです。

打ち刃物の和鋼ならではの切れ味の良さはこのサイズ、厚みでも抜きん出ており、これほどの刃の厚みにも拘らず紙がサラサラと切れ、それが刃元から刃先までスムースに止まることなく続きます。刃先をみても目立った使用痕は見当たらない、恐らく一度も社外に出ていない物だと思われます。ボックスは附属しません。佐治武士氏の手によるこの勢いのある大型の「ひとふり」、残念ながら今まで当方で眠っていたこの一点を、是非存分に活躍させてやってください。●発送はヤマト便にて80サイズ・大阪発(例・関西・中部・中国・四国￥990、関東・信越・九州￥1,111、東北￥1,364、北海道￥2,200、沖縄等￥2,068)となります。

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■当方ではレアなカスタムナイフをはじめ、オールド・ガーバーやシルバーナイトのオールド品、バックナイフの旧品番などもアウトレット(WebOutlet)で多数扱っています。詳しくは ファスナーズ・メールオーダー・システム のホームページ　https://www.fast-mos.com/ をご覧下さい。夜間、金曜の午後から土日、祝日、その他下記のサイトに記載の弊社の休業日にはご質問、入札に対してのご返答やご対応が出来ません。＜休業日を確認する⇒　https://www.fast-mos.com/web_schdl.htm　＞自己紹介欄に休業日を記載している場合があります。