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★新春福袋2024★ 80年程前の初期Tilley PL53 -1940年頃のハンドルステムが直線のタイプ- (ティリー/vapalux/Bialaddin/petromax/ペトロマックス ) 英国製灯油ランタン

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80年ほど前のPL53

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炎の噴出は正常です

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リフレクターに剥がれはあります

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ハンドルステムが真っ直ぐの初期のものです

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タンクは真鍮製

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TILLEY LAMP HENDONの刻印

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ツマミにも刻印あり

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錆と剥がれあり

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把手は初期型。芯のあるタイプ

英国ランタンの始祖であるtilley(ティリー/テリー/チリーなど)。

tilleyはvapalux(ヴェイパラックス)やBialaddin（バイアラジン）の源流にあたるもので、
こちらは1935～1945年頃のヴィンテージとなります。
名前はPL53。
約80年ほど前のランタンと考えられます。

Tilley PL53は1933年に生まれましたが、
これは最初期のものではなく、その次の1935年以降1940年代初頭に作られたもののようです。

ハンドルステムになっている部分が
開いて曲がっている1940年代後半以降のPL53はよく見かけますが、
それ以前の1935～1940年初頭に作られたハンドルステムが真っ直ぐなものはあまり無いようです。

ハンドルは初期タイプです。
Web上でよく見かけるものは、
ハンドル金具と持ち手部分が1本の鋼材でできている後期タイプです。
こちらの旧タイプ(1934年～)は、ハンドル金具を芯にするような感じで、別の鋼棒を使ってそれを巻くようにして持ち手を作っています。(9枚目の画像)

ゆったりした強くない光量で
愛嬌あるルックスが特に気に入っております。
20年程前、イギリスに滞在していたときに現地で購入し
以降、手入れなどもしながら使っていました。
この度、キャンプ道具を整理するため出品いたします。

私自身、このPL53を長いこと使っていたため
傷やアタリは当然ございます。
塗装は、手に入れた時から既に剥がしてあったのか、
元から無垢のものなのか分かりかねますが、
夜の中で黄金色に鈍く反射するところはとても気に入っております。

キャンプではほぼメインで使用しておりましたので、
点灯について問題はございません。
先頃にもキャンプへ持ち出しましたが特に不具合はありませんでした。

他のプレッシャーランタンと同様に
ポンピング(加圧)とプレヒート(予熱)で点灯しますが、
加圧計の付いていないものなので使用については慣れが要ります。
※Tilleyランプ用のプレヒートカップは付属しません。

500cpのランタンのように強光ではありませんので、
強い光をお求めの方には物足りないかもしれません。
個人的にはゆったりとできる300cpあたりの灯が好きなので、
このPL53は気に入っておりますが、
複数持っているためこちらは出品することにしました。

なお、長い使用期間の中でグローブは数回割ってしまい、
その度に取り寄せておりました。
また、グローブガードも
片付ける際に謝って踏んで壊してしまったことがあり、
こちらも取り寄せたものをつけています。

まだまだ実用できるものですので
コレクションアイテムとしてよりも、
実使用してくださる方がいらっしゃると嬉しいです。